通水管|＜東京五輪＞バレー、代々木案浮上

２０２０年東京五輪のバレーボール会場の見直しで、国立代々木競技場（東京都渋谷区）を活用する案が浮上していることが２６日、関係者の話で分かった。代々木はハンドボール会通水管場に決まっているが、幕張メッセ（千葉市）への移転が検討されている。従来案の有明アリーナ（江東区）の新設を取りやめて経費を削減する意図だが、競技団体は困惑している。結通水管論を出すまでには、なおも難しい調整が迫られる。【田原和宏、松本晃】　東京都の都政改革本部の調査チームは１日に示した最終案でバレー会場について、約３７０億円で通水管設する有明アリーナと既存の横浜アリーナ（横浜市）を小池百合子知事に提言していた。大会組織委員会や競技団体は有明の新設を強く要望しており、さらに費用を削減して理解を得通水管たい考えだ。横浜アリーナを活用した場合、施設使用料や観客席の増設などにかかる費用を約７億円と試算していたため、有力な代替案となっている。　しかし、横浜アリー通水管は放送施設やウオーミングアップ場など関連施設を会場周辺に確保する必要があり、費用の増加が見込まれ、条件が厳しくなってきている。「玉突き」で移転案が出た日本ハンドボー通水管ル協会関係者は「今ごろになり、こんな大事なことを競技団体を飛び越えて議論するとは、とんでもない話」と不満をあらわにした。組織委幹部は「競技団体を含めて大混乱となる」通水管懸念した。　会場計画と予算を見直す都、組織委、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）、政府による４者協議は２７日の作業部会を経て、２９日のトップ級会合で結論を出す通水管方針。有明の新設の可否は最終的に都が判断する。ＩＯＣも開催都市の意向は尊重せざるをえないため、バレー会場の見直しは決着が先送りされる可能性も取りざたされている。